強アルカリでコロナ対策!! 関西ペイントの「接触感染対策」シリーズ
先日、東京など4都府県で緊急事態宣言が5月31日まで延期されるなど、新型コロナ対策はまだまだ収束の気配が見えない状況ですね。
そんな新型コロナウイルスですが、主な感染経路としては「接触感染」があると言われていることは皆さんもうすでにご存知ですね。
「接触感染」とはウイルスに感染した人が触ったもの(ドアノブや手すりなど)を他の人が触ることでウイルス感染すること。
そこでドアノブや手すりなど人の手が触れやすい部分にあらかじめ抗ウイルス効果のあるシートを貼って「接触感染」を防止しようというのが関西ペイントの「接触感染対策シリーズ」です。
ロール状の「対策テープ」と
切って使う「対策シート」があります。
どちらも貼っておくだけで約半年間、付着したウイルスによる感染を防止する効果があります。
抗菌・抗ウイルス成分は自然素材「しっくい」を使用。
その特長は…
・自然素材の消石灰(しっくい塗料)の力でばい菌やウイルスを抑えます。
・ドアノブや手すりなどに貼っておくだけ。簡単に使えます。
・効果は約半年続くので頻繁に貼りかえる必要がありません。
(使用環境により効果の長さは多少前後することがあります)
この「しっくい塗料」の効果の秘密は「強アルカリ性」であること。
新型コロナウイルスに感染した人がくしゃみなどすると唾液その他の水分にウイルスが混じった形で放出されます。いわゆる「飛沫感染」ということがよく言われるのはこのせいです。
つまりごく小さな水滴の中にウイルスが混じった状態で空気中を飛んで行ったり、手すりやドアノブなどに付着したりしています。
イラストは「漆喰塗料アレスシックイ - アレスシックイの抗ウィルス性について」より転載
この飛沫(小さな水滴)がしっくい塗料の表面に付着すると次のようなことが起こります。
【1】しっくい塗料の表面には細かな凹凸があり(多孔質)、この凹凸に水分が入り込む。
【2】入り込んだ水分に消石灰(水酸化カルシウム)の成分が溶け出す。
【3】水分が強アルカリ性となり、水分中のウイルスの構成要素(タンパク質や遺伝子)が変性される。
【4】ウイルスが破壊(不活化)される。
このしっくい塗料の表面の強アルカリ性は14段階の11以上(pH11以上)でウイルスより大きな微生物、つまりカビや細菌にも生育不可能な環境となります。
そのためアレスシックイはウイルスから細菌・カビ対策などにも効果を発揮します。
正式にその効果が学術的に実証されました
昨年10月に、関西ペイントから新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対しても接触5分で99.9%以上の不活化(感染力消失)効果を確認したとの発表がされました。
元々はインフルエンザウイルス対策として開発、発売されたしっくい塗料と、これを使った「接触感染対策」シリーズですが、新型コロナウイルスの不活化にも効果があることが、学術的に実証されたことで、関西ペイントの「接触感染対策テープ」、「接触感染対策シート」はさらに注目されることになりそうです。
〜関西ペイント・プレスリリースより〜
<長崎大学 感染症共同研究拠点 安田二朗教授のコメント>
「前回(2016年)の実証試験の結果から、新型コロナウイルスでも良好な抗ウイルス効果が確認できるものと考えていました。更に今回は5分という短時間でかつ99.9%以上の高い不活化効果が確認できたことは漆喰塗料の潜在能力の高さを感じました。 様々なものに塗布できるため、幅広い用途展開すなわち汎用性が高く、特に医療や老健施設などにおける衛生環境の向上に期待がもてると思います」
接触感染対策テープの詳細は下の画像↓をクリック!
接触感染対策シートの詳細は下の画像↓をクリック!